医師の中でも人材不足!産婦人科への転科で大変なこと

医師によっては、働き始めてから自分が本当にやりたい分野に気付き、転科を考えるケースがあります。
その中でも、医師不足が叫ばれている産婦人科は、「我こそは!」と立ち上がる先生を強く求めています。

それでは、そんな産婦人科の知られざる勤務実態をチェックしてみましょう。

24時間気が抜けない産婦人科

産婦人科での勤務は24時間体制です。
婦人科の病気で手術、入院している患者、早産などで入院している患者、妊婦検診、分娩、産後入院、新生児診察、産後検診など、それぞれ違った症状や状態である女性や赤ちゃんを、目まぐるしく診察したり、手術したりする必要があります。

特にお産は、いつ始まるか分からないため、小さな産婦人科である場合は、レジャーや飲酒といった趣味の時間も制限されることがあります。
緊急で帝王切開になる場合もあり、常に気が抜けない状態で、妊婦さんのその時を待つことになります。

緊急なオンコールが多い

産婦人科医の特徴の一つに、緊急なオンコールが多い、という点が挙げられます。
これまでは、外来のみであったり、宿直経験しかなかったり、という医師にとっては、慣れるまで少しの時間が必要でしょう。

医療機関から支給された連絡機器を持ち、自宅で過ごすオンコールは、夜勤や宿直よりも楽に感じられるかもしれません。
ですが、いつでも出勤できる体勢でいなくてはいけないため、お風呂へゆっくり入れない、就寝時も必ずオンコールで起きなければいけない、という緊張感がつきまといます。

急な分娩などが入った場合、30分以内などの短い時間で駆けつけるよう、要求されますので、ちょっとした外出や飲酒も不可となります。
宿直は睡眠中も給与が支給されますが、オンコールは出勤してからの分しか支給されない例が多いため、転職前にオンコール体制の有無や、月に何回程度かを確認しておくと、安心して働き出せるでしょう。

こんな医師に転科がオススメ

産婦人科は、何といっても「赤ちゃんが好き」な医師に向いている仕事です。
若い頃は気付かなかったけれど、自分の子どもを授かったことで、子どもの可愛さや、命の尊さに気付き、産婦人科へ転科した、という例も少なくありません。

自分の手で一つの命を取り上げる体験は、他の科では絶対に味わえない感動があります。
「人の役に立ちたい」 「やりがいのある仕事がしたい」 といった考えの強い医師であれば、産婦人科へ転科することで、充実した毎日が送れるでしょう。

求人が豊富な点や、小児科医と同じく菟医師過剰時代が来たとしても産科医は余りにくい点なども、産婦人科医を選ぶ大きなメリットです。