転科する前に知っておきたい!内科医の大変さとは

2018年03月29日 22:02

高齢化が進む日本では、今後を踏まえ、内科への転科を希望する医師が増えています。
若いうちは、「内科には華がない」と感じがちですが他科で経験を積むうちに、内科の持つ魅力に気付くケースも多いでしょう。
訴訟が少ない点も、人気となっている理由の一つです。そんな、内科へ転科したい医師が知っておきたいことや注意点へ、まずは目を向けてみましょう。

内科は患者数が多い

内科に訪れる患者数は、他科と比較しても非常に多いと言えます。
頭が痛い場合や、お腹が痛い場合、胸が苦しい場合など、まずは内科からスタートするため、転科経験のある内科医は、「思っていたよりも忙しい……」と感じるケースが多いようです。

各医療機関で診療時間は定められていますが、季節によっては、患者数が多く、昼食も食べられない、といった状況があることは覚えておきましょう。

とはいえ、患者数が多いと言う点は、将来が安定している証拠だとも言えます。
患者数が先細りしてしまうのではなく、今後も忙しくなると予想されている内科への転科は、将来開業を考えている医師にとっても良い経験となるでしょう。

現在の職場が忙しくて転科を考えている、という場合は、呼吸器内科や消化器内科、循環器内科といった専門分野へ携わるという手段もあります。

内科医は診断から治療まで幅広くみる必要がある

内科医の仕事は、目に見えない部分の痛みや気持ち悪さなどを、問診や触診、検査結果などを元に診断していきます。
そのため、多くの症例を頭へ叩き込み、複数の可能性を常に疑ってかかる必要があります。

問題点が分かれば、次に治療に移りますが、単純な風邪やウィルス性の疾患といった分かりやすい患者ばかりではなく、中には難病を抱えているケースもあるでしょう。

そのため、内科医への転科を希望する場合は、常に新しい症例へ意識を張り巡らし、知識を生かしていく必要があります。

こんな医師に転科がオススメ

誰にでもできそうなイメージが強い内科医ですが、向いているのは会話を大切にできる医師です。
「なんだかムカムカする」「お腹の左が痛い気がする」といった曖昧な訴えも多く、ゆったりとした気持ちで話を聞き出しながら、診断していく必要があるでしょう。

転科を考えるなら、これまで他科で学んだ経験を生かし、総合内科を目指すのもオススメです。
ただでさえ不足している内科医ですから、専門知識を持った医師の転科は大歓迎されるでしょう。

「人から相談されることが多い」という医師は、患者にとっても話しやすい人柄であることが多いため、内科医へ向いています。
精神科や心療内科など、心理学に精通している医師も、患者の心を読みとる力に長けているため、内科に向きな人材だと言えるでしょう。