特に激務?小児科に転科するなら抑えておきたい事

2018年03月04日 20:42

少子化にも関わらず、医師不足が指摘されている小児科医。
どの科目であっても、これまでの経験が生かせるため、転科を考えている医師が多いようです。
小児科医への転科で知っておきたいこと、注意したい点などを知り、転職に役立てていきましょう。

緊急応対がある小児科は特にハード

小児科が持つ、他科と違う大きな特徴として、緊急応対を求められると言う点が挙げられます。
救急医だけでは小児科患者を診ることが難しいこともあり、大規模な医療機関であっても、各自治体の診療所などと連携して、救急治療にあたるケースが少なくないでしょう。

診療時間外であっても、救急車で小児科患者が運ばれてくる例もあります。
いわゆる町医者や、外来専門の医師であっても、ハードな勤務体制を強いられるケースが多いことを、覚えておきましょう。

流行疾患のピークの時は激務

小児科医の仕事は、季節によって忙しさに波があります。
その中でも特に忙しいとされているのが風邪やインフルエンザなどが流行する秋~冬にかけてです。
待合室がいっぱいになり、診察しても診察しても終わりが見えない、という日もあるでしょう。

長い待ち時間で、患者である子どもも機嫌が悪くなったり、症状が悪化したりと、院内が大惨事になるケースもあるでしょう。
そんな時も医師がどっしりと構え、冷静に病状を説明してあげることで、親や子どもへ大きな安心感を与えることができます。

この時期は、流行疾患で医師自身が倒れてしまわないよう、徹底した自己管理や院内管理も要求されるでしょう。

子供の体調は変わりやすい

小児科医が大変だと言われるのには、子どもの体調の変わりやすさもあります。
病院が嫌いな子どもも多く、「別に何ともない」「痛くない」と症状を伝えてくれないことも多いでしょう。

そんな時にも小児科医は、的確に症状を見抜き、適切な処置を行う必要があるでしょう。
急な変化に対応できるよう、体調が崩れた時にどうしたら良いのかを、親へきちんと説明しておくことも大切です。

こんな医師に転科がオススメ

幅広い知識を要求され、忙しい小児科医の仕事ですが、子どもが好きな医師にとっては天職です。
子どもから好かれるタイプであれば、よりスムーズに診察が行えるでしょう。
泣いたり、嫌がったりしても、心を鬼にして適切な治療を行う、心構えも持っていたいですね。

子どもだけでなく、親と向き合うことが多い小児科医の仕事は、親の不安を取り除いてあげたり、子どもにしてあげるべきことの説明を行ったり、といった場面が多々訪れます。
そのため、話すのが好き、コミュニケーションスキルが高い、といった医師にも、小児科は向いている職場だと言えます。